庭巡り

2011年 梅雨の候

例年より17日も早い梅雨入りでした。
雨がざんざん降り、風がビュービュー吹き、丘の上、海岸地帯、という地形は、庭にとって善くもあり、善くもなく。



6/11-12日にかけての暴風雨で、タチアオイの群生がすっかり倒れてしまいました。
その上、は恩の低いが多く、苗の伸びが十分でないのが多数。それで、10メートルの長さ1-2メートルの幅の群生は、間引きされたように寂しいのです。
今年は庭のあちこちにタチアオイが咲いていて、近くで見るととても美しい花です。





アジサイ各種が色づいています。中でもガクアジサイは満開で、薄い青色が優しげです。真っ白い大輪の洋種アナベラも満開で、細い茎がようやく支えている心許なさ。


クチナシは、蕾がたくさんありますが、花の咲くのはまだ先。
毛虫が大発生し、きぼうしの葉はすっかり穴だらけ。それでも薄紫の蕾が少しずつ開き。同じ紫のアガパンサスは移植したのが増えて、18本の花茎が立ち上がっています。


今年、セシウムを吸収してくれるというヒマワリをたくさん植えました。まだ丈は10センチくらい。



夾竹桃は、紅色、白色、薄紅色が咲き始め。

萩も咲いています。一度終わり、また秋に咲きます。

オシロイバナ、ホウセンカ、コスモス、グラジオラスなどの小さな苗、これからの盛りの時を待っています。

毎年作っている「緑のカーテン」今年も朝顔で作りました。今、どんどん蔓が伸びています。昔はヘチマで作ったけれど、311のあとではゴーヤが大人気。食用だから一石二鳥。

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特別なガーデンの花のスライドショーここです!


残念なお知らせです。


こんな庭の様子です。が、今季のオープン・ガーデンは、諸般の事情で行えなくなりました。詳しくはニュースページへどうぞ。


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